スーパーディスカバラーを作ってみる
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* スーパーディスカバラーを作ってみる [#v47aea37] #contents ** はじめに [#x1ffc7ba] 日本語で読めるMod作成の資料が全然ないので、とりあえず、いろいろ試行錯誤してみました。 それなりには理解が進んだので、せっかくなのでWikiに垂れ流しておきたいと思います。 とりあえず、サンプルとして、 M2級にも負けないスーパーディスカバラーを作ってみることにします。 *** 注意 [#v0bb0bd8] 以下の文章は、まとまった資料がないので、手探りでいろいろいじった上で書かれています。 なので、全ての環境で動作する保証はありませんし、これが正しい方法である保証もありません。 また、もし、あなたのゲームデータが失われたり、最悪、PCの動作に問題等が発生したとしても、 当方は一切責任は持てません、全ては自己責任でお願いします。 この文章では、X3 TC/APである程度Modを使ったことがあり、 ファイル操作や、英語のツールの操作が可能な人を対象にしています。 *** 準備するもの [#d242a49a] - X3 Editor 2 ~http://forum.egosoft.com/viewtopic.php?t=244283 X3 TC/APのゲームデータにアクセスするツールです。 - Cheat Package ~http://x3tc.nefilm.net/index.php?Mods%2FCheat%20Package チートMODです。動作確認等々に重宝します。 とりあえずCheat Packageが有効な状態でセーブしておきます。 ** 俺専用ディスカバラーを作る [#oa62f5a3] *** 基礎知識 catとdat [#we6f5a63] MOD配布形態としてもおなじみのcatとdat。 カタログとデータの組み合わせで、フォルダ構造とたくさんのファイルを内包しています。 (いわゆる、ZIP等の圧縮ファイルのようなものだと思ってもいい) X3 Editor 2で中身を閲覧・編集できます。 X3 TCは、基本的に、 ゲームのインストールフォルダにある01.cat/01.dat〜を、数字の小さい順に読み込みます。 cat/datの中に、同じ名前のファイルがあった場合は、後から読み込んだ内容で上書きされます。 つまり、数字の大きいcat/datファイルに、改変したデータを入れておけば、 その改変データで本来のゲームデータを上書きした状態でゲームを始めることができるわけです。 いわゆるフェイクパッチと呼ばれる方法は、これを利用しています。 なお、X3 APでは、インストールフォルダのさらに下にあるaddonフォルダ内のデータも読み込まれます。 addonフォルダにも同様に01.cat/01.dat〜があり、X3APは、それらを小さい方から読み込んで実行されます。 Modの状況によっては、modフォルダ内のcat/datを読み込んでいる場合もあります。 現在どのようなcat/datが読み込まれているかは、人それぞれなので、各自なんとかしてください。 *** cat/datの中を覗いてみる [#z9abe44b] X3 Editor 2を立ち上げ、適当なcatファイルをドラッグ&ドロップしてみます。 いわゆるフォルダ構造が見えるはずです。 フォルダをダブルクリックすればそのフォルダに移動し、 緑色の上矢印で、一個上のフォルダに移動します。 *** TShips.pckを探す [#wed3b490] TShips.pckというファイルに、船の基本的なデータが設定されています。 これは、cat/dat内のフォルダで、 - TCの場合 XX.cat:\types\TShips.pck - APの場合 XX.cat:\addon\types\TShips.pck という場所にあるはずです。 全てではないですが、多くのファイルにTShips.pckは含まれていると思います。 先ほども述べたとおり、cat/datは後から読み込まれる方が有効ですので、 一番後で読み込まれるはずのTShips.pckを見つけてください。 *** cat/datを作る [#ee90d248] さっき見つけたTShips.pckの内容を修正すれば、ゲームに反映されるはずですが、 ゲームの既存データを壊してしまうと、まともにゲームができなくなってしまいます。 ここは、今回の作業用に、別のcat/datファイルを作成することにします。 TShips.pckをクリックして選択したら、メニューにあるExtract fileアイコンをクリックします。 適当な場所を選んで保存してください。 特に設定を変更していなければ、TShips.txtが保存されると思います。 (今回は、txtでもpckでもどっちでもいいです) 次に、Openアイコン(猫マークがついてる方)の右にある▼をクリックし、Newを選びます。 適当な場所に、適当な名前でcat/datファイルを作ってください。 (猫マークのアイコンがない場合は、メニューのPluginsにあるCat Managerを選べば出てくるはず) そのcat/datファイルに、TShips.pckを置くためのフォルダを作ります。 何もない領域で右クリックするか、メニューのCommandsの中から、 Create Directoryを選び、types等を作ります (TCの場合 XX.cat:\types APの場合 XX.cat:\addon\types) 作ったフォルダに行き、先ほど保存したTShips.txtをドラッグ&ドロップします。 これも、特に設定を変更していなければ勝手にTShips.pckとしてcat/datに格納されるはずです。 txtで格納されてしまう場合は、Complessのセレクトボックスを適宜変更してください。 cat/datはファイル追加時点で保存されているはずです。 (TShips.pckがMod等で追加されてなければ、たぶん、DATが40KB前後くらいになってるはず) *** 自分のcat/datをゲームに組み込む [#gf067a8e] TShips.pckのみを内包したcat/datができあがりました。 これをX3に適用します。 通常のmodを追加するのと同様、 フェイクパッチでなんとかするなり、圧縮してからPlugin Managerに食わせるなり、 普段やっているようにやってください。 cat/datが追加できたら、X3を起動して動作確認をしてみます。 エラーなく読み込まれること、不具合が生じていないこと、を確認してください。 バージョンアップで追加された艦船が消えていたり、 Modが上書きされて正しく動作しなかったり、といったことが発生し得るでしょう。 *** ディスカバラーをコピー [#o44a9c33] ファイルの準備は(たぶん)完了! ここからデータをいじります。 ゲームが起動していたら終了しておいた方がよいでしょう。 ゲームのインストールフォルダにある、 先ほど追加したcat/datをX3 Editor 2で開きます。 そして、フォルダをたどって、TShips.pckをダブルクリック。 ファイルを開くツールとしてはT File Editorを選びます。 左上のラジオボタンが、IDになっていたらNameに切り替えます。 たぶん、見知った艦船名が並んでいると思います。 (うまく表示されてない場合は、ConfigrationのGame profilesを適宜設定してやってください) 左のリストからDiscovererを探し、右クリックし、Copyを選びます。 そしたら、また右クリックして、今度はPaste to Endを選びます。 するとたぶん、Argonの船リストの一番下に、新しいDiscovererが追加されているはずです。 コピーを作るのは、ゲーム内のディスカバラー全てを更新しちゃうと、 M2級にも負けないスーパーディスカバラーがザコとして登場し、 ゲームバランスがめちゃくちゃになってしまうからです。 (めちゃくちゃを望むなら、ご自由にどうぞ!) では、ここで、上のSaveアイコンをクリック、保存します。 cat/datファイルの日付が更新されているのを確認したら、X3を起動して確認してみましょう。 Cheat Packageのメニューから、Create Shipを選びます。 アルゴンのM5で絞り込んで、ディスカバラーが2つ並んでいればここまで成功です。 もし、1つしかいなければ、編集したTShips.pckが有効になっていない、ということです。 - cat/dat内のフォルダ構成に不備がある。 - cat/datが読み込まれていない。 - 別のcat/datが後から読み込まれて上書きされた。 等の可能性が考えられます。 *** スーパーディスカバラー爆誕 [#z17de627] では、いよいよスーパーディスカバラーの誕生です。 一旦ゲームを終了し、先程と同様にTShips.pckを開き。 左のリストで、追加した方のディスカバラーを選びます。 右の枠で、様々なデータが設定できます。 基本的には、修正したい部分をダブルクリックで修正できますが、 修正できない参照用の数字の場合もあります。 では、まず、速度を3倍にしましょう。 Performanceタブをクリック。 速度は、Speed(base)とSpeed extensionsから決まります。 Speed extensionsは、ステーションなんかで行えるエンジン強化可能数で、 強化1につき、BASEの10%速度強化されます。 Max speedには、その計算結果が表示されているだけで、編集はできません。 ディスカバラーの場合は、BASEが約100m/sで、それを25段階強化で約350m/sになるわけです。 BASEを300にするのもいいですが、強化を100段階にするのも面白いですね。 次に防御面。 1MJシールド×3じゃ貧弱すぎるので、ここは、2GJシールドを10枚くらい搭載しましょう。 Shieldを2GJに変更、Max shield countも10にします。 このままじゃシールドが全く回復しないので、Powerも10000くらいにしておきます。 (この画面を見る限り、シールドの回復速度には限度があるようです) 次は攻撃です。 「バカな!? 戦艦なみのレーザーだと!?」ってのはロマンです。 Compatible gunsタブを開いて、右で好きな武器を選び、Addで追加します。 とりあえず、フォトンパルス砲でも追加しておきましょうか。 フォトンパルス砲を撃ちまくれるように、Performanceタブで、 Weapon energyは10000、Weapons recharge rateは3000くらいにしておきましょう。 忘れちゃいけないのが搭載量の変更です。 Mコンテナ50のスペースでは、武器もシールドも搭載できません。 Generalタブを開き、Max cargo sizeをXLに、 Cargo min、Cargo maxを5000と10000くらいにしておきましょうか。 せっかくカーゴに余裕ができたので、ミサイルも追加しておきます。 Compatible missileタブで、搭載したいミサイルを選んでADDします。 まあ、小型ミサイルは一応搭載できるので、 ここは大物用にトマホーク重ミサイルでも追加しておきましょう。 好き放題に改造したら、Saveアイコンで保存し、X3を起動してみます。 CheatメニューのCreate Shipから下のディスカバラーを呼び出し、 ステータスを確認してみましょう。 設定した性能になっていれば成功です。 おめでとうございます。 チートメニューから必要な装備を調達して、そこらのM2にでも喧嘩を売ってみましょう。 M2級相手に1対1で勝利する、まさに無敵のスーパーディスカバラーが体感できるでしょう! まあ、すごくつまらないので5分くらいで飽きると思いますが。 ** おわりに [#kd5985e3] TShips.pckだけでも、かなりいろいろなことができます。 今回のように、コピーして別機体にしなければ、ゲーム全体のバランス調整も可能です。 弱い機体の弱点を補強したり、強い機体を弱体化したりすれば、また新たな楽しみが見つかるでしょう。 XRMやSRMみたいな大規模なものじゃなくても、 例えば、Keaは足が遅すぎるから、ちょっとだけ速くしてあげよう、とか、 遅いなら遅いままでいいから、もっとシールドを増やしてあげよう、とか。 そんなちょっとした改造だけでも、これまでと違うゲームになるでしょう。 また、スーパーディスカバラーみたいなバカなものは作らずとも、 既存の機体にはない特徴を持った自分専用の主人公機、みたいなものを作って宇宙を旅するのも楽しそうです。 防御は薄いけど、強力なレーザーを装備できるピーキーな高速戦闘機、みたいなのもアリだし、 輸送船の速度や戦闘力を強化して、危険な場所でも突っ込んでいく冒険商人を気取ってみるのもステキです。 そして、同じようにX3 Editor 2でcat/datファイルを操作してやれば、 全く同じように、TShips.pckだけじゃなく、他の様々なファイルも扱えます。 ここまでくれば、この先もたぶんそんなに難しいものじゃないはずです。 そんなわけで、この文章が、宇宙生活の足しになれば幸いです。 ** コメント [#q00e971d] #pcomment
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* スーパーディスカバラーを作ってみる [#v47aea37] #contents ** はじめに [#x1ffc7ba] 日本語で読めるMod作成の資料が全然ないので、とりあえず、いろいろ試行錯誤してみました。 それなりには理解が進んだので、せっかくなのでWikiに垂れ流しておきたいと思います。 とりあえず、サンプルとして、 M2級にも負けないスーパーディスカバラーを作ってみることにします。 *** 注意 [#v0bb0bd8] 以下の文章は、まとまった資料がないので、手探りでいろいろいじった上で書かれています。 なので、全ての環境で動作する保証はありませんし、これが正しい方法である保証もありません。 また、もし、あなたのゲームデータが失われたり、最悪、PCの動作に問題等が発生したとしても、 当方は一切責任は持てません、全ては自己責任でお願いします。 この文章では、X3 TC/APである程度Modを使ったことがあり、 ファイル操作や、英語のツールの操作が可能な人を対象にしています。 *** 準備するもの [#d242a49a] - X3 Editor 2 ~http://forum.egosoft.com/viewtopic.php?t=244283 X3 TC/APのゲームデータにアクセスするツールです。 - Cheat Package ~http://x3tc.nefilm.net/index.php?Mods%2FCheat%20Package チートMODです。動作確認等々に重宝します。 とりあえずCheat Packageが有効な状態でセーブしておきます。 ** 俺専用ディスカバラーを作る [#oa62f5a3] *** 基礎知識 catとdat [#we6f5a63] MOD配布形態としてもおなじみのcatとdat。 カタログとデータの組み合わせで、フォルダ構造とたくさんのファイルを内包しています。 (いわゆる、ZIP等の圧縮ファイルのようなものだと思ってもいい) X3 Editor 2で中身を閲覧・編集できます。 X3 TCは、基本的に、 ゲームのインストールフォルダにある01.cat/01.dat〜を、数字の小さい順に読み込みます。 cat/datの中に、同じ名前のファイルがあった場合は、後から読み込んだ内容で上書きされます。 つまり、数字の大きいcat/datファイルに、改変したデータを入れておけば、 その改変データで本来のゲームデータを上書きした状態でゲームを始めることができるわけです。 いわゆるフェイクパッチと呼ばれる方法は、これを利用しています。 なお、X3 APでは、インストールフォルダのさらに下にあるaddonフォルダ内のデータも読み込まれます。 addonフォルダにも同様に01.cat/01.dat〜があり、X3APは、それらを小さい方から読み込んで実行されます。 Modの状況によっては、modフォルダ内のcat/datを読み込んでいる場合もあります。 現在どのようなcat/datが読み込まれているかは、人それぞれなので、各自なんとかしてください。 *** cat/datの中を覗いてみる [#z9abe44b] X3 Editor 2を立ち上げ、適当なcatファイルをドラッグ&ドロップしてみます。 いわゆるフォルダ構造が見えるはずです。 フォルダをダブルクリックすればそのフォルダに移動し、 緑色の上矢印で、一個上のフォルダに移動します。 *** TShips.pckを探す [#wed3b490] TShips.pckというファイルに、船の基本的なデータが設定されています。 これは、cat/dat内のフォルダで、 - TCの場合 XX.cat:\types\TShips.pck - APの場合 XX.cat:\addon\types\TShips.pck という場所にあるはずです。 全てではないですが、多くのファイルにTShips.pckは含まれていると思います。 先ほども述べたとおり、cat/datは後から読み込まれる方が有効ですので、 一番後で読み込まれるはずのTShips.pckを見つけてください。 *** cat/datを作る [#ee90d248] さっき見つけたTShips.pckの内容を修正すれば、ゲームに反映されるはずですが、 ゲームの既存データを壊してしまうと、まともにゲームができなくなってしまいます。 ここは、今回の作業用に、別のcat/datファイルを作成することにします。 TShips.pckをクリックして選択したら、メニューにあるExtract fileアイコンをクリックします。 適当な場所を選んで保存してください。 特に設定を変更していなければ、TShips.txtが保存されると思います。 (今回は、txtでもpckでもどっちでもいいです) 次に、Openアイコン(猫マークがついてる方)の右にある▼をクリックし、Newを選びます。 適当な場所に、適当な名前でcat/datファイルを作ってください。 (猫マークのアイコンがない場合は、メニューのPluginsにあるCat Managerを選べば出てくるはず) そのcat/datファイルに、TShips.pckを置くためのフォルダを作ります。 何もない領域で右クリックするか、メニューのCommandsの中から、 Create Directoryを選び、types等を作ります (TCの場合 XX.cat:\types APの場合 XX.cat:\addon\types) 作ったフォルダに行き、先ほど保存したTShips.txtをドラッグ&ドロップします。 これも、特に設定を変更していなければ勝手にTShips.pckとしてcat/datに格納されるはずです。 txtで格納されてしまう場合は、Complessのセレクトボックスを適宜変更してください。 cat/datはファイル追加時点で保存されているはずです。 (TShips.pckがMod等で追加されてなければ、たぶん、DATが40KB前後くらいになってるはず) *** 自分のcat/datをゲームに組み込む [#gf067a8e] TShips.pckのみを内包したcat/datができあがりました。 これをX3に適用します。 通常のmodを追加するのと同様、 フェイクパッチでなんとかするなり、圧縮してからPlugin Managerに食わせるなり、 普段やっているようにやってください。 cat/datが追加できたら、X3を起動して動作確認をしてみます。 エラーなく読み込まれること、不具合が生じていないこと、を確認してください。 バージョンアップで追加された艦船が消えていたり、 Modが上書きされて正しく動作しなかったり、といったことが発生し得るでしょう。 *** ディスカバラーをコピー [#o44a9c33] ファイルの準備は(たぶん)完了! ここからデータをいじります。 ゲームが起動していたら終了しておいた方がよいでしょう。 ゲームのインストールフォルダにある、 先ほど追加したcat/datをX3 Editor 2で開きます。 そして、フォルダをたどって、TShips.pckをダブルクリック。 ファイルを開くツールとしてはT File Editorを選びます。 左上のラジオボタンが、IDになっていたらNameに切り替えます。 たぶん、見知った艦船名が並んでいると思います。 (うまく表示されてない場合は、ConfigrationのGame profilesを適宜設定してやってください) 左のリストからDiscovererを探し、右クリックし、Copyを選びます。 そしたら、また右クリックして、今度はPaste to Endを選びます。 するとたぶん、Argonの船リストの一番下に、新しいDiscovererが追加されているはずです。 コピーを作るのは、ゲーム内のディスカバラー全てを更新しちゃうと、 M2級にも負けないスーパーディスカバラーがザコとして登場し、 ゲームバランスがめちゃくちゃになってしまうからです。 (めちゃくちゃを望むなら、ご自由にどうぞ!) では、ここで、上のSaveアイコンをクリック、保存します。 cat/datファイルの日付が更新されているのを確認したら、X3を起動して確認してみましょう。 Cheat Packageのメニューから、Create Shipを選びます。 アルゴンのM5で絞り込んで、ディスカバラーが2つ並んでいればここまで成功です。 もし、1つしかいなければ、編集したTShips.pckが有効になっていない、ということです。 - cat/dat内のフォルダ構成に不備がある。 - cat/datが読み込まれていない。 - 別のcat/datが後から読み込まれて上書きされた。 等の可能性が考えられます。 *** スーパーディスカバラー爆誕 [#z17de627] では、いよいよスーパーディスカバラーの誕生です。 一旦ゲームを終了し、先程と同様にTShips.pckを開き。 左のリストで、追加した方のディスカバラーを選びます。 右の枠で、様々なデータが設定できます。 基本的には、修正したい部分をダブルクリックで修正できますが、 修正できない参照用の数字の場合もあります。 では、まず、速度を3倍にしましょう。 Performanceタブをクリック。 速度は、Speed(base)とSpeed extensionsから決まります。 Speed extensionsは、ステーションなんかで行えるエンジン強化可能数で、 強化1につき、BASEの10%速度強化されます。 Max speedには、その計算結果が表示されているだけで、編集はできません。 ディスカバラーの場合は、BASEが約100m/sで、それを25段階強化で約350m/sになるわけです。 BASEを300にするのもいいですが、強化を100段階にするのも面白いですね。 次に防御面。 1MJシールド×3じゃ貧弱すぎるので、ここは、2GJシールドを10枚くらい搭載しましょう。 Shieldを2GJに変更、Max shield countも10にします。 このままじゃシールドが全く回復しないので、Powerも10000くらいにしておきます。 (この画面を見る限り、シールドの回復速度には限度があるようです) 次は攻撃です。 「バカな!? 戦艦なみのレーザーだと!?」ってのはロマンです。 Compatible gunsタブを開いて、右で好きな武器を選び、Addで追加します。 とりあえず、フォトンパルス砲でも追加しておきましょうか。 フォトンパルス砲を撃ちまくれるように、Performanceタブで、 Weapon energyは10000、Weapons recharge rateは3000くらいにしておきましょう。 忘れちゃいけないのが搭載量の変更です。 Mコンテナ50のスペースでは、武器もシールドも搭載できません。 Generalタブを開き、Max cargo sizeをXLに、 Cargo min、Cargo maxを5000と10000くらいにしておきましょうか。 せっかくカーゴに余裕ができたので、ミサイルも追加しておきます。 Compatible missileタブで、搭載したいミサイルを選んでADDします。 まあ、小型ミサイルは一応搭載できるので、 ここは大物用にトマホーク重ミサイルでも追加しておきましょう。 好き放題に改造したら、Saveアイコンで保存し、X3を起動してみます。 CheatメニューのCreate Shipから下のディスカバラーを呼び出し、 ステータスを確認してみましょう。 設定した性能になっていれば成功です。 おめでとうございます。 チートメニューから必要な装備を調達して、そこらのM2にでも喧嘩を売ってみましょう。 M2級相手に1対1で勝利する、まさに無敵のスーパーディスカバラーが体感できるでしょう! まあ、すごくつまらないので5分くらいで飽きると思いますが。 ** おわりに [#kd5985e3] TShips.pckだけでも、かなりいろいろなことができます。 今回のように、コピーして別機体にしなければ、ゲーム全体のバランス調整も可能です。 弱い機体の弱点を補強したり、強い機体を弱体化したりすれば、また新たな楽しみが見つかるでしょう。 XRMやSRMみたいな大規模なものじゃなくても、 例えば、Keaは足が遅すぎるから、ちょっとだけ速くしてあげよう、とか、 遅いなら遅いままでいいから、もっとシールドを増やしてあげよう、とか。 そんなちょっとした改造だけでも、これまでと違うゲームになるでしょう。 また、スーパーディスカバラーみたいなバカなものは作らずとも、 既存の機体にはない特徴を持った自分専用の主人公機、みたいなものを作って宇宙を旅するのも楽しそうです。 防御は薄いけど、強力なレーザーを装備できるピーキーな高速戦闘機、みたいなのもアリだし、 輸送船の速度や戦闘力を強化して、危険な場所でも突っ込んでいく冒険商人を気取ってみるのもステキです。 そして、同じようにX3 Editor 2でcat/datファイルを操作してやれば、 全く同じように、TShips.pckだけじゃなく、他の様々なファイルも扱えます。 ここまでくれば、この先もたぶんそんなに難しいものじゃないはずです。 そんなわけで、この文章が、宇宙生活の足しになれば幸いです。 ** コメント [#q00e971d] #pcomment
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